トカゲ (イグアナ)の皮下膿瘍(皮膚が膨らんでいる、しこりがある)【大阪府堺市の動物病院】ご予約、お問い合わせはこちらまで。電話番号、072-276-3555。072-276-3555。

トカゲ (イグアナ)の皮下膿瘍(皮膚が膨らんでいる、しこりがある)【大阪府堺市の動物病院】


爬虫類の専門治療病院による、治療実績レポートです。

こんにちは、爬虫類と亀の病院、キキ動物病院です。

トカゲなどの爬虫類は、皮下に膿瘍をつくることがあります。

原因はいろいろありますが、低温環境下で免疫力が低下して発生する場合が比較的多いように感じます。

膿瘍ができている皮膚をよく見ると、小さな傷があることもあります。膿瘍は進行すると外科的に摘出するしか完治する方法はありません。


トカゲ (イグアナ)の手術時写真

トカゲ (イグアナ)の皮下膿瘍(皮膚が膨らんでいる、しこりがある)【大阪府堺市の動物病院】膿瘍.JPG

写真はイグアナにできた皮下膿瘍です。

イグアナは口角に感染症を引き起こすことが多いのですが、この症例では口角にも膿瘍が形成されていました。

トカゲ (イグアナ)の皮下膿瘍(皮膚が膨らんでいる、しこりがある)【大阪府堺市の動物病院】膿瘍術後.JPG

写真は膿瘍摘出後、縫合した皮膚

トカゲ (イグアナ)の皮下膿瘍(皮膚が膨らんでいる、しこりがある)【大阪府堺市の動物病院】摘出した膿瘍.JPG

写真は麻酔管理下のイグアナと摘出した膿瘍

この症例は術前には食欲が低下していたのですが、術後には食欲が戻り順調に回復しました。

爬虫類は、膿瘍などの感染症から敗血症を引き起こし、突然死することがあります。

膿瘍を発見したら早めに動物病院に相談しましょう。

爬虫類と亀の病院
キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555