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鳥の痛風 を小鳥の病院が解説
こんにちは。大阪府堺市の小鳥の病院、キキ動物病院です。
鳥の痛風 という病名を聞いたことがある方も多いと思います。
人でも起こるのですが、鳥にも発生します。非常に強い痛みがあり、風が吹いても痛いというところから痛風という名前がついたようです。
鳥の痛風 の種類
痛風は尿酸が沈着する病気ですが、尿酸が沈着する場所によって大きく分けて、関節痛風と内臓痛風に分かれます。
鳥の内臓痛風は生前に診断するのが難しく、実際には突然死という形で現れることが多いです。
鳥の関節痛風は、高齢のセキセイインコでよくみかける問題です。
鳥の痛風 の症状
初期には食欲・元気に異常がなく、見過ごされることが多いのですが、症状としては
・脚の挙上
・跛行(びっこをひく)
・握力低下
・活動量の低下
・止まり木から落ちる
・止まり木をつかみたがらない
などに気づくことがあります。
鳥の関節痛風は進行してくれば脚に白い結節(できもの)がはっきりとしてきます。さらに進行すれば関節がうまく動かなくなるので、歩き方がロボットのようにぎこちなくなります。この状態になれば治療してもあまり延命できないことが多いです。
症状が見られたら、早めに動物病院へ
鳥の内臓痛風については発見が難しくても、関節痛風はよく観察すれば初期に発見できることもあります。
鳥の痛風は治療が遅くなれば寿命が短縮することが多いので、上記のような症状が見られたら早めに動物病院に連れていってあげましょう。
小鳥の病院・キキ動物病院
072-276-3555
大阪府堺市中区深井北町117-3