年末年始救急 緊急手術〜トイプードルの異物誤飲誤食(異物を飲み込んだ・異物を食べてしまった・吐く・えずく)【大阪府堺市の動物病院】
年末年始救急 緊急手術実績レポート:トイプードルの異物誤飲誤食
あけましておめでとうございます。
大阪堺市・最新治療のキキ動物病院です。今年もみなさまと動物たち、すべての命がおだやかに健康にすごせますように。
キキ動物病院では年末~元旦にかけて急患対応していました。その中で、毎年お正月に多いのは、異物を飲み込んでしまうという事故。
多くの場合、飼い主さんが認識しています。ただ、症状はまちまちです。すごくしんどそうに吐いている子もいれば、ケロッとしている子もいます。
今日はトイプードルがなにか飲み込んだかも、ということで来院。
レントゲン検査で確かに映る異物。飼い主さんはこの子がなにを飲み込んだか、わからない様子。
検査ではわりと大きな異物に見えたのですが、実際手術してみると、少し焦りました。というのは、思ったよりも異物が小さくて、なかなか見当たらなかったのです。
胃内から摘出されるのは、プラスチックの破片ばかり。術前の検査で引っかかってきているものとは違う。。。(プラスチックはレントゲンではっきりとは映らないので、違うと分かります)
術前の検査では確かに胃内にあるので、何度も胃内を確認しました。
すると。。。ありました!胃の奥のほうに、思ったよりも小さな金属片がありました。
こんなこともあるのだなと勉強になった症例でした。
こんなの、飲み込んじゃうんだな~美味しそうだったのだろうか。
年末年始の異物誤飲の緊急手術
キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555